トラブルから身を守る

取引に関するトラブルから身を守るためのガイドラインです。
こちらには最低限の知識をまとめています。


 < 目 次 >
取引の心構え
大切なこと
取引の流れと契約
品質の確認
個人情報の交換
個人情報の確認
個人情報交換後のキャンセル禁止
入金方法について
発送方法について
代引きなら安全?
メールして〇分も経ったのに返事がない
売り手のトラブルを防ぐ
品物が届いたら不良品だった/品質に納得できない
入金後に連絡が取れなくなった

◆取引の心構え

いざ取引が始まって「これは詐欺ですか?」と尋ねる方を見掛けます。

詐欺とは初めから金品を騙し取ろうと履行意思の無い取引をすることです。
状況証拠を積み上げる以外、その意思は詐欺師本人しか分かりません。
本職の方々でさえ、詐欺師の立件は大変難しいのです。

私達にできる大切なことは、常に何かトラブルが起きるかもしれないと想定し、自分自身で準備しておくことです。

「この人は親切だったから」「良い人だったから」と無条件で任せてしまわず、それを裏付けるためにも、出来る限りの下調べと予防はしておきましょう。

何も自分で行動せず、相手の住所や名前すら聞かないで、フリーメールの相手に証拠の残らない方法でお金を払い、「詐欺に遭いました!」と言っても誰も助けることは出来ません。

もちろん詐欺をする方が100%悪いのです。
しかし、出来ることはたくさんあります。
まずは自分自身でしっかり手を尽くして、気持ち良く取引を終えることが出来るよう準備をしましょう。

◆大切なこと

取引においてトラブルを防ぎ、気持ち良くやり取りするためにとても大切なことです。

◎どんな品物や価格でも『取引』。

金銭や資産の取引とは、価値の多少に関わらず、大変責任を要する行為だということをご自覚下さい。

⇒金品や資産をやり取りする以上、友達同士の気軽なやり取りとは違います。
◆取引に相応のきちんとした正しい文章で。
◆分からないことは、取引前に自分で直接調べる。
◆出来得る限り迅速に対応する。

⇒売り手であれ、買い手であれ、[低年齢・学生・初心者・多忙・金欠]等は一切言い訳になりません。
それらの自覚があるのならば、迅速かつ円滑にやり取り出来ない状況下での取引はしないことも非常に大切です。
しっかり、[知識]・[時間]・[金銭/資産]を確保された上でご利用下さい。

◎自分でしっかり調べてみる。

⇒最低限以下のことはしっかり下調べをしましょう。
◆発送・入金方法、取引全般についての基礎知識。
◆取引する品物の元値や製作元、売値、画像等の適正さと整合性。
◆取引相手と交換した個人情報は正しいもので、かつ最低限の情報が揃っているか。
◆発送方法と入金方法は比較的安全で証拠は残るものか。
◆詐欺やトラブルが起きた場合、解決できるだけの材料が揃っているか。

◎品物と取引条件はしっかり文書や画像で確認する。

⇒頭の中のイメージは共有できません。また証拠も残りません。「きっと〇〇だろう」「〇〇だと思った」「〇〇と思っていたのに」は失敗の素です。

⇒なるべく詳細に自分の考えを伝え、分かりにくい場合は絵を描いたり、イメージに近い写真を用意する、細かい個所のサイズを測る、素材を伝えるなど、具体的に記録に残る形でお互い確認し合いましょう。

⇒画像は必ず確認し、相手に提示しましょう。画像は品物の出来や品質を確認するだけでなく、現状の確認と、本当に手元にあるものかを確認するために、買い手、売り手問わず大変重要なものです。

◎取引に関するあらゆるものを保管しておく。

⇒取引のきっかけとなったページはテキストコピーだけでなく忘れず画面ごと保存します。出来る方はプリントしておくと尚良いでしょう。

⇒入金・発送の控えは必ず保管しておき、万一の紛失に備え写真やコピーで複写を保存しておきます。

⇒メールや連絡先・URLなど細かなものも手写しなどでバックアップを取りましょう。

◎全てのデータは複数の手段で保管しておく。

⇒万一の故障や紛失に備え、印刷・写真・コピー・手書きのメモ・webストレージサービスやwebメールへの転送・他メディアへのバックアップなど、最低でも通常やり取りしている機器内以外に1つは準備しておきます。

⇒当サイト内だけでも、「携帯が故障して相手が誰かも分からなくなった」「自分の出品していた内容を覚えていない」などの相談が複数寄せられます。他人事と思わず、必ずしっかり備えておきましょう。

◆取引の流れと契約

以下は、取引の一般的な流れです。

【品物に関する説明と質問・確認】
【取引条件の確認・相談と決定】
  ↓同意
【取引意思の明示(取引契約の成立)】
【個人情報の交換】
  ↓
【入金・発送・製作】
  ↓
【お互いの契約履行の確認】
 <取引終了>

通常、契約が成立すると、お互い勝手な都合でのキャンセルは出来なくなります。

「取引の契約をする」ということは、品物の状態等も含むそれまで説明された取引条件に同意し、お互い債務を履行する意思があるという意味になります。

安易なキャンセルとトラブルを防ぐためにも、最低限、品物に関する詳細、入金・発送方法、連絡の頻度・方法、個人情報の交換項目と確認方法、キャンセルや取引期間中のトラブルへの対処を、必ず契約までにしっかり相談し、文書で確認しておきましょう。

◆品質の確認

既製の一般服と違い、コスプレに関するものは非常に品質の幅があり、また、各個人の尺度も大きく異なります。

「状態・品質:普通(中程度)」の記載があったとします。
一方は「コスプレとして一般的に着れる程度」を尺度に考え、着用時には影響ない場所の端処理が無かったり、一般服では縫って処理するような場所をボンドやテープで留めていても、見た目にまったく問題なければ、衣装としても何も問題がないと捉えます。

他方では「既製品の一般服と同程度」を尺度に考え、縫製や端処理も同程度の、せめて低価格帯でも一般に流通しているレベルの出来を「普通」と捉えます。

また、「業者製」「サークル製」「素人製」などの言葉から、「業者製だから出来がいいと思った」などという思い込みもあります。

それぞれこのまま取引をすると、到着後にトラブルになることは必至と言えますが、実際にこのようなことが頻発しています。

気になることや出来は、品質自体を具体的に示さない漠然とした言葉で想像するのではなく、しっかり具体的に文書で尋ね、示しましょう。
例えば、端処理、ウェストの処理、構造、生地の厚みや透け具合などです。
これは買い手だけでなく、売り手でもトラブルを防ぐために非常に重要なことです。

また、前述の「業者製」などの言葉は非常に幅が広く、品質を示すことにはまったくなりません。
業者製とは会社組織として売っているだけで、安い海外製を仕入れ売っているだけで品質は素人製よりずっと悪い場合もありますし、逆に素人製でもプロ以上の出来栄えの場合も十二分に有り得ます。
サークルはどんな素人でも名乗ろうと思えばその日から名乗れますし、サークルが税金対策等のために会社として登録し業者になっている場合もあります。
もちろんサークルでもプロが趣味として請け負っているような素晴らしい出来栄えの所も多数ありますし、逆にあまりに酷い品質の所も存在しています。

いずれにしても、確認していない部分に関して取引後に文句を言っても、普通は取り合ってもらえません。
気になる部分があるのならば、初めにきっちり尋ねておきましょう。

◆個人情報の交換

個人情報を交換します。
お取引において最低限必要な情報は以下の通りです。
必ず、お互い知らせましょう。

・郵便番号
・住所
・本名
・電話番号
・プロバイダか携帯の本アドレス

いずれかの告知を拒まれた場合、妥協せずお取引は中止することをお勧め致します。

これに加え、最近ではSNSサイトやオークションIDを教えてもらうことも増えてきているようです。
SNSサイトではリアルな知人や友人が分かる場合がありますので、何かトラブルが起き、どうしようも無い場合に、そちら経由で伝えてもらう手もあります。
但し、これらのサイトを一切利用していない方も多数いらっしゃいますし、プライベートの問題で他人に教えることを嫌がる場合もありますので、無理に聞き出そうとしたり、「教えないから取引中止」などは控えましょう。

また、電話番号に関しては家電が無く携帯のみの家庭も実際に多くあります。
家電があるから安心、無いと怪しいということは決してありません。
同様に携帯を持っていない方もいらっしゃいます。
お互いの事情を考慮して、不足する情報は別の情報で補いつつ、気持ちの良いお取引を目指しましょう。

◆個人情報の確認

どんなに優しく礼儀正しい相手であっても、お互いのために必要なことです。
事前に調べることは決して失礼ではなく、むしろ相手を信頼し気持ち良く取引するためにとても重要なことです。
送金・発送前に調べましょう。

・住所は存在するか、また住所自体は存在しても有り得ない場所ではないか。
・電話番号は本人に通じるものか。
・本名と口座名に整合性はあるか。
・本アドレスは使用できるものか。本当にプロバイダや携帯キャリアのものか。

もし一つでもおかしな部分があれば、遠慮せずに相手に尋ねましょう。
明確かつ整合性のある理由をきちんと説明された場合は、再度その説明を確かめましょう。
きちんとお返事を頂けない場合や、おかしい部分があれば、「個人情報交換後のキャンセル禁止」を謳っている場合でも「当人都合のキャンセル」ではないため、中止することが出来ます。
当然、キャンセル料の支払いなどは必要ありません。
どこがおかしいのかきちんと明確に説明し、中止を申し出ましょう。

※尚、104は登録されていない世帯も多く、存在の確認にはなりますが、「存在しない」確認にはなりません。
※同様に住宅地図も更新後に引越しや名義変更、区画整備など行われた可能性があります。
一つの方法だけではなく、様々な情報を総合して判断しましょう。

◆個人情報交換後のキャンセル禁止

個人情報交換後の音信不通や急なキャンセルは「個人情報目的だったの?」「何かに使われたら…」など大変不安になりますし、すでに取引が決定しているために出品を取り止め発送準備に掛かっている手間なども無駄になります。

この為「個人情報交換後のキャンセル禁止」と明記されている方も多いと思います。

通常、個人情報交換段階ではすでに取引の意思を明示し、売買・交換・受注契約が成立していますので、これは至極最もです。
取引の契約をし、個人情報まで交換した後に、自分の都合で「やっぱりや〜めた」というのはとても無礼で良識を欠く、常識外れな行為なのです。

但し、これは当人都合によるキャンセルの場合にのみ有効なルールです。

相手におかしい点がある場合や相互の信頼を失う出来事があった場合など、明らかに相手の過失が原因の場合、いくら「個人情報交換後のキャンセル禁止」と謳っていても取引は中止できます。
もちろん、キャンセル料の支払いなど必要ありません。

トラブルに遭っている方が、「怪しいと分かったのでキャンセルを申し出たが、キャンセル禁止と書いてあるし、するならキャンセル料払えと言われたので怖くなって振り込んでしまった…」という実例もあります。

無闇にキャンセル出来るわけでも、して良いわけでもありませんが、個人的事情以外で本当に解除する必要がある場合、丁寧かつ毅然とした態度で、解除理由を明確に記載してキャンセルを申し出ましょう。
また、その際、未成年の方は保護者の方と一緒に連絡しましょう。

◆入金方法について

必ず、銀行・ゆうちょ振込など本人確認の取れる入金方法を選びます。
特に以下の方法は、トラブルが多く、いざという時に身動きが取れなくなります。
これしか選べないと言われても断りましょう。

▲郵便局や営業所留めの、普通郵便・メール便・レターパック・小包などへの現金封入(違法です)、為替、書留入金。
⇒局留めではなく、自宅宛に書留や記録を付けて発送しましょう。
⇒現金書留以外への現金封入は郵便法により禁止されています。

▲本人名義ではない口座への振り込み。
⇒詐欺だけでなく、「名義元の口座の持ち主が代金分をくれない」「本人に入金した訳ではない為取引経路が複雑になりいざという時に解決が難しい」等、トラブルが多数起きています。
⇒本名と口座の漢字のみが異なる場合、詐欺師の可能性もあります。必ず確認しましょう。

特にこの2つは使用されないことを強く勧告致します。

◆発送方法について

◎必ず、追跡か配達記録のある発送方法を選びましょう。

いくら安くても、「記録無しの定形外郵便」はお互いの信頼と安全のため避けましょう。

万が一、配達事故や郵便窃盗にあった場合、「本当は発送していないのでは」「本当は受け取っているのでは」と、どちらもお互いに疑うことになってしまいます。

また、逆に本当に発送していなかった場合でも、「郵便事故では?」と言われてしまえば確かめる術はありません。

近年ではレターパックやメール便、配達記録や簡易記録など安くても追跡や記録可能な発送方法が多く登場しています。
安全、安心を買い、トラブルに遭う時間を節約するためにも、ほんの少しの上乗せで済みますので、これらを活用しましょう。

また、もし追跡や記録のある発送方法をどれも頑なに断られてしまう場合、詐欺の可能性もありますので、取引はしないことをお勧め致します。

発送側も、最初から追跡・記録有りの発送方法のみを選択肢として提示するなど、しっかり自衛しましょう。

◆代引きなら安全?

代引きはお金を先に払わなくて良いため、買い手には安心感があります。
しかし、「代引き詐欺」も存在するのです。

代引きは一旦受け取ると返品・返金を運送会社にお願いすることが出来ません。
そこで、受け取った後に中を開けると、新聞紙や端布、梱包材だけしか詰められていなかったり、衣装などは入っているものの説明とはかけ離れた明らかに低い品質のものであるなど、説明と違う価値の低いものを送り、金銭を騙し取るという犯罪手法があるのです。
この場合、明らかに違うものでない限り、一応は手元に届いてしまっているため、対処が難しくなります。

これらを回避するためには、代引きを頼む場合、中身の見える梱包をお願いしましょう。
荷物を受け取り、開封する前に中身を確認できるようにしてもらうのです。

但し、表に品物らしきものを入れ、やはり中は新聞紙ということも起こっていますので、何にしても代引きの過信は禁物です。

また、代引きは買い手には良いですが売り手には負担の大きな方法です。
買い手からのお金を受け取る前に、売り手は送料・手数料を払わなくてはいけません。
もし買い手が受け取らなければ、丸々損害を受けてしまいます。
そういった理由から、代引きを断る出品者様もたくさんいらっしゃいます。
「代引きを断る人は危ない」などということは決してありません。
お互いの納得のいく発送方法を話し合うことが大切です。

◆メールして〇分も経ったのに返事がない?!

メールは誰もが24時間張り付き、数分以内の返信をルールとしているわけではありません。
会社や学校では難しいでしょうし、夜に仕事や勉強をしている方もいらっしゃいます。
また、メールとは、電話のようにお互いの時間を気にすることなく、いつでも自分の都合の良い時に見、時間のある時に返信することができる所に利点の一つがあるツールです。

また、メールの返信間隔が長い・短いというのは個人の感覚によるところが大きく、人により様々です。
3分を超えただけで「返信が来ない」と思う人もいれば、ゆっくりメールを見て週に1回程時間のある時にまとめて返信しているような方もいらっしゃいます。

とはいえ、取引の場合私用のメールとは違い、ある程度の迅速さは重要です。
どんなに遅くとも一日に最低1回以上は返事をしたいものですし、事情があり遅くなる場合は、予め遅くなる旨と連絡できそうな時間帯を伝えておきましょう。
また、都合でどうしても1日以上空くような場合も、予めその旨を連絡しておきましょう。

ただ、やはり感覚は人それぞれですから、やり取りの初めに「遅れる連絡無しで24時間以上途絶えたらキャンセル扱い」「一日1回以上連絡できる方」等連絡の間隔について明示し、取り決めをしておきましょう。

◆売り手のトラブルを防ぐ

買い手側のトラブルが大きく取り上げられがちですが、実際は売り手側のトラブルも多く起きています。

多くはマナーや常識の欠落した買い手やクレーマー、逆詐欺に当たってしまった場合で、売り手にまったく非の無い場合も多々あります。
また、売り手の説明不足・買い手の質問不足に端を発し、思い違いからのトラブルも多いようです。

このようなトラブルを防ぐためには、品物について自分から出来るだけ細かく、細部にわたり文書や写真で説明しておきましょう。
後からどんな粗を探されても、堂々と「事前にこう説明していました」と申し開きできるようになります。

また、品物に関してだけでなく、取引条件や取引後のトラブルへの対処を細かく明文化しておくことも重要です。
何か起こっても、それに沿って解決できる大切な道筋になります。

同様にもう一つ大切なことは、入金、発送ともに、証拠の残る方法を使用することです。
お金を受け取った、受け取らない、発送した、しないというトラブルを防ぐために、また、万一の場合の調査と補償のためにも絶対的に必要です。
必ず、お互いの為にしっかり記録に残しておきましょう。

これらのことは、もちろん買い手のためにもなりますが、何より売り手自身の自衛と無用なトラブルを防ぐためにとても重要です。
しっかり、「自分に非が無いことの証明作り」を重ねておき、気持ちよく取引を終了できるように備えましょう。

◆品物が届いたら不良品だった/品質に納得できない

まずは、「どこが、どのように、事前の説明と違ったのか」しっかり自分自身で具体的に確認し、整理してみましょう。

◆実際に説明を受けた文書をコピーして、どこがどう違うのか具体的に書き出してみる。
(例)
「薄紫色のスカート」⇒水色だった
「袖にリボンが付いています」⇒袖のリボンが無い
「破損個所はありません」⇒スカート横の縫い目が10cmに渡り破れていた/上着前の右下に直径6cm程度の茶色い汚れが付いていた

◆貰った写真と比べてどこが違うのか、自分で現物を写真に撮り、写真同士で比べてみる。

客観的に見て明らかに違うものや、事前に説明の無かった明らかな不良個所でしたか?
その場合、「ノークレーム・ノーリターン」の表記があったとしても、十分返品可能です。

「ノークレーム・ノーリターン」は【買い手側都合】でのクレームや返品を禁止するものです。
ですので、明らかに売り手に過失がある場合は、これに当たりません。

まずは、「実際にどこが違っていたか」「どんな破損なのか」を、届いた感謝の言葉を述べつつ、丁寧かつ冷静に、客観的な目線で論理的・具体的に伝えましょう。
悪質なクレームと受け取られないためにも、決して感情的になったり、高圧的にならないように注意します。
不具合個所を伝える際には、確認時に行ったように、実際に送られた文章をコピーし、それに対比する形で一つ一つ箇条書きにすると分かりやすいでしょう。
画像は送られたものと、自分の撮影したものの両方を添付します。


但し、以下の場合のクレームや返品は難しくなります。

▲「想像していたイメージと違った!」
⇒あなたの頭の中のイメージは売り手には分かりません。
事前に受けた説明や質問の返答と具体的に異なる部分が無ければ、それは買い手の勝手な都合となります。

▲「色が思ったより少し違った!」
⇒同じ画像データを見ていても、使用している画面の設定などで色味は違って見えますし、光源の影響や材質により写真と肉眼で見た実物では色味が異なることも珍しくありません。
例えば黒の布でも、自然光の元では小豆色に見えることもあります。
実物を実際に見ることなく通販を利用するということは、お互いの環境による多少の違いには寛容にならざるを得ませんし、それを了解した上での取引とみなされます。

▲「ミシンじゃないなんて手抜きで不良品だ!」
⇒むしろ手縫いの方が高級とされる部分や作り方もありますし、ミシンが普通で手縫いは駄目ということは決してありません。
逆に正式な作り方では手縫いで処理する部分をミシンで縫っていたとしても、コスプレ衣装として使えるならば、不良品ではありません。
これは事前の説明と異なる場合を除いて返品の理由にはなりません。

▲「縫い目辺りに色鉛筆みたいな線が付いてる!」
⇒ほとんどの場合、チャコペンなどで書かれた、縫い目や裁断するラインを下書きした線です。
衣装を製作する時に必要なもので、不良品ではありません。
目立つ場合、自分で目立たないよう消すこともできますので、「チャコペン 消し方」などで検索してみて下さい。

▲「中古品とは聞いていたけど、人に譲るなら新品同然で当たり前。使用感があるから不良品!」
⇒中古品とはある程度使用されたことを前提とする品物です。
使用感や利用に支障の無い多少の解れ程度ならば中古品の範疇であり、不良品ではありません。
特にコスプレ衣装はクリーニングに出せないものも多く、自作品で無い限り手入れも難しいため、使用後はそのまま譲りに出すことも一般的です。
このようなことに拒否感があるのなら、中古品ではなく、新品を購入しましょう。

◆入金後に連絡が取れなくなった

それまではすぐに返信があったのに、入金した途端に連絡が途切れたり、エラーメールや着信拒否メッセージが帰ってくる場合、万が一詐欺であった場合に備えて、迅速に行動しましょう。
一刻も早く動くことが肝要です。
詐欺であった場合、時間が経つほど解決は難しくなります。

まずは、電話をしてみましょう。
出てもらえなかったり、すぐに留守電になる場合は、相手に教えていない電話番号から掛けてみることも手です。
メールも違うアドレスからも送ってみましょう。

それでも繋がらなかったら、留守電やメールで返信期限付きの警告文を提示し、同時に取引したスレッドに早急に連絡を求める告知を出します。

もし売り手として入金確認に時間が掛かるのでしたら、お金を預かっている責任として、その旨を速やかに買い手に伝え、連絡にはすぐに返信するべきです。

期限内に連絡が無ければ、警告文通りに行動します。
具体的には、組み戻しの手続き、葉書での連絡、内容証明郵便による債務と現状の確認と今後の対応についての明示、取引をしたサイトへの報告、警察への被害届けなどです。
また、未成年の方は必ず保護者様へ相談されて下さい。

組み戻しが上手くいかず、相手にも動きが無ければ、少額訴訟の準備へと移ります。
もし、連絡先が虚偽のものでも、警察が照会すれば、振込みの経路や電話番号・メールアドレスから契約者が判明しますので、地域の法律相談を利用するなど、弁護士などの協力を仰ぎ、警察に捜査して貰いましょう。
また、詐欺犯の場合、すでに何人もの被害者がいる場合が多いため、掲示板などで情報を募ると、本当の連絡先を知っている以前の被害者さんと知り合える場合もあります。

但し、全般に渡り、本当に事故や病気など何らかのトラブルで連絡できない状態に陥っていることも考えられますし、「ダラ」の可能性もあります。
常に詐欺犯では無いかもしれないということを頭に入れて行動しましょう。

自分が逆に不利にならないためにも、どの場面でも冷静に、丁寧かつ毅然とした文書で、決して個人情報を無闇に公開したり、暴言や脅迫めいた内容にならないように、十分注意されて下さい。

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