| ▼ウィッグの素材・構造 |
| 人 毛 |
その名の通り人間の髪の毛を使用したウィッグ。染めたり、パーマを掛けたり、ドライヤーやコテを使用したりと自分の髪と同じように扱えるが、非常に高額。ファッションウィッグとしてより医療用ウィッグとしての側面が強い。 |
人 工 毛 (化学繊維) |
一般的なコスプレ、ファッション用ウィッグやパーティウィッグの素材。万以下のものはほとんどが人工毛。服などに使われる化学繊維と同類の物で普通人毛以外のウィッグ全般を指す。
人間の髪とは根本的に素材や作りが違うので、化学反応を利用している人毛用の染毛剤やブリーチは使用できない。その代わり繊維用の染色剤や絵の具類が有効なものも。(メーカーと種類によって染まり具合が違う)
この他、表面をコートするだけの一日染めや、ワックス・スプレー・ムースなどの整髪料は使用できる。 |
| 非 耐 熱 |
人工毛は石油繊維であるため、通常熱に弱い。パーティウィッグや〜5千円位までのウィッグなど、「耐熱」など特記されていない限りほとんどこれに当たる。ドライヤーやコテ、アイロン類はご法度で、使用するとチリチリになってしまい元には戻らない。非耐熱なりにお湯パーマや低温コテなどカールさせる手法もある。この系統のウィッグは大抵耐熱より絡み易いが柔軟剤リンスで少しは良くなる。 |
| 耐 熱 |
人工毛の中でも熱に強くした特殊な繊維。非耐熱に比べ多少高額になる。一般的に非耐熱繊維よりもさらさらで絡みにくい。メーカーにもよるが、一般的な使い方ならドライヤーやコテ、ヘアアイロンを使用できる。 |
| 染毛素材 |
上記したように、人工毛は人毛用の染色・脱色剤は使えない上、本来染まりにくい。これは染まり易く開発された特殊な繊維で、布用染料で簡単に染めることができる。布用染料自体は洋裁店などで400円程度で簡単に手に入る上、混色も可能。キャラの髪はそれぞれ微妙な色をしているので、簡単に染色できると非常にありがたい。 |
| ネット部分 |
 ウィッグのベースはネット状になっており、そのネットのひも部分に毛が植えられてる。(写真左:ネットの横ひもに植えられている毛)これにより、個人個人の頭の形の違いに左右されず、多くの人に自然とフィットするようにできている。ただ、毛量が少ない場合や、人間の頭のつもりで毛を分けてしまうと地肌が存在しないためネット部分が丸見えになり、更にネットの隙間から、下のアンダーネットや自毛が見えてしまうことに。(写真右:黒毛だったため、分かり易いように白い縫いぐるみに被せ、手櫛で軽く分け目を付けた)しかし、人間のような分け目とまではいかないまでも、分け目を自体を毛で覆ったり、毛の流れでごまかす等分け目を極力見せず分ける手法はある。 |
| 人工皮膚 |
上記のようにウィッグのベースはネットで出来ているため、そのままでは自然な分け目を作ることが出来ない。そこで毛の分かれ目にのみ人工皮膚を付け、そこに植毛することで自然な分け目を作っている。主にフルウィッグのつむじや頭頂部の分け目(写真)に使われている。他にもツーテールにするために後頭部まで人工皮膚のついた専用のウィッグもあるが、通常のものよりやや割高。ただ良いことばかりではなく、人工皮膚が付くとそこの形や長さなどが固定されてしまう上、伸縮性も無くなるので、人工皮膚の面積が多いほどフィット感は損なわれる。一部のウィッグでは頭とのサイズが合わないと余った人工皮膚部分が頭頂部付近で盛り上がってしまうため、通称「ゴリラ頭」などと呼ばれることに・・・。人工皮膚が多く付いたものを使用する場合はベースの形が自分に近いものを選びたい。 |
| アジャスター |
フルウィッグの後頭部当たりに付いているブラ紐のようなパーツ。両サイドからホック付きの紐が出ており、これを引っ張って差し込むことでウィッグのサイズを調節する。パーティ用ウィッグなどには付いていないことが多い。 |
| 縮 れ 毛 |
ウィッグの根元を見ると、そこだけ毛がくしゅくしゅと縮れていることが。これは不良品ではなく、毛の流れを自然に見せるためのもの。人間の髪の毛は真横ではなく、頭皮から垂直に立ち上がるように生えているが、ウィッグの毛はネットに植えられているため根元が頭皮のようにしっかりしていない。このため普通に繊維を植えてもぺたっとなってしまうので、根元に縮れ毛を付けて立ち上がりを助け、自然な髪の流れに見せている。 |